ストーリー
◆ストーリー
1929年。
暴力と闇の力に支配されていたアメリカ大陸。
数年前、ジョニーは大きな事故に巻き込まれ、その際に家族と、大切な記憶を失った。
父親は莫大な額の遺産を遺したが、ジョニーはそれを継ぐのを嫌い、
今はニューヨークで一人の執事と供に私立探偵を営んでいる。
ジョニーが事故から目覚めたのと同時期、
アメリカの各地で、ある怪現象が噂されるようになる。
薄緑色の空間が歪み、中から怪物が生み出されるその現象を、人々は「窓」と呼んだ。
ネイティブアメリカンの血を引く女性、シャナイアは、
窓から出現する怪物を退治する賞金稼ぎの仕事をしながら、各地を旅して回っていた。
ある日ジョニーの元に、一件の依頼が届く。
傷害事件の容疑者で、保釈中に逃亡した男を探し出して欲しい、と。
まるで初めから仕組まれていたかのように、簡単に男を発見するジョニー。
だが、そこで異変が起きる。
男の背後の空間が不気味に歪み、そこから姿を現す異形の怪物。
一口で男を食い殺した怪物が、次はジョニーへと牙を向けた瞬間、
人影が天井を突き破って、ジョニーと怪物の間に舞い降りる。
全身を淡い光に包み、人と鳥が融合したかのような幻想的な姿で―